好評「右門捕物帖」シリーズ第四弾。
朗読界のマドンナ相原麻里衣が読みます。
質屋の息子が誘拐された。
時同じくして、親戚の古道具屋の守り神としてまつっていた金の大黒さまが行方不明に。
古道具屋に行ってみれば、嫣然と微笑む青眉の後家が。
後家の色香にさすがの右門も靡いたか、なんと女に誘われるまま……?
右門の本意は?
かどわかされた子どもの行方は?
そして青眉の女の正体は?
右門の草香流柔術が冴え渡る!(アイ文庫解説)
第二弾、第三弾とやや面白さが下降線をたどってきたが、第四弾で、また右門が好調である。
シャーロック・ホームズのように、何度聞いても楽しめる話だ。
伝六が(ワトソンのように)最初に調査に入るが、こういう展開は嫌いではない。
一旦伝六に失敗させておいて、右門が搦め手から真相に近づく。
しかし少々話が長い。
時間がないときは、最初の伝六の失敗談を省略して、聞いている。
読み手である、相原麻里衣も好調である。
若い女の子を演じたらピンと来ないが、年増はうまい(笑)
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ことのは出版
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