新種牡馬オルフェーブル産駒ロックディスタウン、ラッキーライラックが1、2番人気を独占し、ルーラーシップ産駒リリーノーブルが3番人気。ディープインパクト産駒マウレアが4番人気である。ディープも人気がなくなったものだ。

馬場は時計がやや掛かる良馬場だ。

パドックではラッキーライラックがバカによく見える。

レースラスエモーショネスが逃げるが、17番枠のコーディエライトが突っかかる。大外のロックディスタウンルメールが好位につけるが、引っかかって先行してしまったようだ。

三角でリリーノーブルは好位の外に出して、その背後にラッキーライラックが付けてマークする。直線を向いてロックディスタウンが先頭に立ったかと思われたが、リリーノーブルに外から、マウレアが内から襲いかかる。ロックディスタウンは敢えなく沈没してリリーノーブルが先頭に立つが、遅めに仕掛けた石橋脩ラッキーライラックがまとめて差して3/4馬身差を付けて優勝。2着はリリーノーブルが粘った。そこから1/2馬身の差を付けられて関東馬マウレアが3着に入る。4着にはトーセンブレスが入った。

 

ラッキーライラックの勝ち時計は1分34秒3、上がりは33秒7。やはり時計が少し掛かる馬場だが、オルフェーブル産駒に向いていたのだろう。母父の弟はトーセンラースピルバーグとともにG1ホースだけに日本向きだろうし、来年も楽しみだ。

なお、今日行われた香港G1の4戦はいずれも日本馬は連に絡めなかった。

 

阪神ジュブナイルフィリーズ(JF) 2017 ラッキーライラック

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