民放ドラマは見ていなかったが、仕事が一段落してかなり暇になったので、一本見始めた。
鎌倉に転居してきたキョンキョンと隣人一家中井貴一、飯島直子、坂口憲二、内田有紀が織りなすホームドラマの続編だ。
かつてのトレンディドラマや大家族青春ドラマの流れを汲むフジテレビの正統派ドラマである。
キョンキョンは御年48歳、かつて仕事でご一緒させていただいて頃「私の16歳」という曲でデビューしたから、あれから32年も経つ。
最初見たときの「体は小さいなあ、でも出るところは出てるw」という感じがまるで変わらない。
相手役に中井貴一や坂口憲二といった「巨人」を連れているから目立つ。
でもテレビ演技の自然さは天性のもの。
まわりの役者が浮いて見える。
さらにオープニングテーマのラストで振り向きざまに扉を閉めるところは48歳とは思えない大人の魅力を感ずる。
惚れはしないけれど,つくづくいい女だと思う。
第二シーズンの今回,キョンキョンは相手役に加瀬亮を起用した。
マンガ家大島弓子原作の映画「グーグーだって猫である」でも二人は共演していた。
元亭主永瀬正俊とも似ている。
相性が良いんだろう。
あと出演者では内田有紀が良くなった。
第一シーズンでは役柄も難しく硬かったが、今回はだいぶん慣れてきたみたい。
この第二シーズン全体に言えることだがホームドラマだけあって、全員の台詞のテンポが良い。
出演者に家族的なチームワークを感じた。
音楽のセンスも良いし、撮影はフジテレビドラマ一般に言えることだが安定している。
これで終わりではなく、一年にワンシーズンは続けて欲しい。
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