正月はいつもあっという間に済んでしまう。
今年も年末年始はビデオ録画中心で過ごした。
まず大晦日に生で見たのは「年忘れにっぽんの歌」最初の部分。
北島三郎が出てきたが、声が出ていない。
紅白の大トリを控えて抑えているのかと思ったが、母は「この人、体悪いんやで」と井戸端ネタを披露する。
紅白引退もそういうことなのかも知れない。
「ガキの使いスペシャル」の時間になり、自室にこもる。
田中タイキックで涙と笑いでぐちゃぐちゃになった。
これ以上の笑いはもうないと思って、チャンネルを「N響演奏会・ベートーベン第九」の第四楽章に切り替える。
今年はエド・デ・ワールトの指揮、ソリストは全員日本人。
堅実な指揮だった。ソリストでソプラノだけ浮いていたが、バイエルン歌劇場の日本人ソリストらしい。
あとピッコロも悪目立ちしていた。
それが終わったところで、映画のDVDを見た。
気がつくと12時前だったので、テレビ大阪のジルベスターコンサートに合わせて、カウントダウン。
元日は紅白の録画を見た。
やたらとグループばかりだ。
つまらないところは早送り。
あまちゃん劇場は、ちゃんと見た。
やる気のない吹越満よりも南部ダイバーの皆川猿時に出て欲しかったな。
ストーブ小池徹平はウェンツに対するドヤ顔を振りまいていた。
歌の方は、橋本愛が上がってしまったうえに小泉今日子は練習していないのか適当に歌う。
しかし薬師丸ひろ子だけは感無量だったのか、気持ちを込めて歌っていた。
31年前、「セーラー服と機関銃」で選ばれていたが、角川映画の意向で出演できず、桜田淳子が代わりに歌った。
AKB48の大島の卒業宣言を見たが、北島御大の直前にやるのは、おかしいと思う。
北島三郎は本当に偉大な歌手だ。
彼は日本のジェームズ・ブラウンになって、演歌を進化させるポテンシャルがあった。
演歌と言えないが、「帰ろかな」なんて凄い歌謡曲だ。
先日亡くなった島倉千代子が北島の歌を歌っていて、北島が普通に歌うところをファルセットで歌っているのを見たことがある。
北島の声域はそれぐらい広い。
その北島が紅白から引退するのに、この扱いは小さすぎると思った。
三曲ぐらい歌わせても良かったのではないか。
二日はガキの使いの録画を確認したが、ほとんど早送りで済ませた。
やはり前半の田中タイキックを越える笑いはなかった。
その後、ニコ生で「のんのんびより」と「WHITE ALBUM2」最終回のタイムシフト放送をチェック。
三日は、「N響の第九」を再確認した後、国立劇場のガラコンサートを森麻季の歌から最後まで見た。
そういえば昨年の紅白ではクラシック枠がなくなったような。
さらに大晦日に放送された「ソードアートオンラインExtra」をチェック。
完全な総集編放送で評価はかなり低かった。
今年からSOA二期が放送されるが、沢城みゆきが重要な役で加わるようだ。
そういえば、ウィーンのニューイヤーコンサートは今年見なかった。
バレンボイムが指揮したそうだが、評判は芳しくない。