G1ホース6頭のそろい踏み。
しかし雨は止んだが不良馬場。
ゼロスが思ったとおり大逃げで平均からやや速いペースになる。
カレンブラックヒルが離れた二番手。
ロゴタイプが掛かり気味に三番手に上がっていく。
エアソミュールは好位付け。
牝馬ショウナンパンドラは中団、ラキシスは後方インから進む。
大本命キズナや対抗スピルバーグはさらに後方待機策。
三四角中間の勝負所からスピルバーグが動き、それに合わせて後方勢のキズナ達も上がってくる。
直線を向いて外から一瞬キズナが先頭かと思った瞬間、あっけにとられた。
一頭開けて中を回ったラキシスがぐいと一伸びして、あっという間に二馬身差を付けて勝ってしまったのだ。
伸びきれなかったキズナは二着。
三着には好位内からG前だけ流れ込んだエアソミュール、四着は追い込んだスピルバーグ、五着には直線で一早く先頭に立ったロゴタイプが粘った。
ラキシスは道悪の鬼だそうだが、実際には道悪馬場で未勝利である。一昨年の雨重エリ女もメイショウマンボの前に二着に負けている。
あれからさらに上手くなったのかなあ。
稍重の中山記念でロゴタイプを差しきったヌーヴォレコルトと言い、牡馬の一線級に競り勝つのだから根性は本物だ。
またキズナの止まり方が気になる。競り合いながら闘志が湧いてこなかった。
故障したのか。次走は天皇賞だと言うが気になる。宝塚記念まで待った方が良い。
エアソミュールは価値ある三着、宝塚記念で牡馬相手なら好勝負できるだろう。ただしいまは牝馬が強すぎる。
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産経大阪杯 2015 ラキシス