修士論文の指導教官甘利俊一先生が数理工学(応用数学の一分野)の分野で初めて文化功労者になられました。

先生は情報理論が御専門ですが、そこから発想を脳神経科学や統計学に広げていかれました。その発想の柔軟性が評価されたものだと思います。

純粋数学の陰に隠れがちなこの分野にとっても非常にめでたいことです。後進にとってえ励みになります。

苦楽を共にされた奥様にもおめでとうございますと申し上げます。

またお亡くなりになりましたが、計数工学科の先輩である赤池弘次先生が京都賞を受賞していたことが応用数学に人々が目を向ける契機になったと思います。

こうやって人脈は繋がっていくものです。これからも計数、情報工学は拡がっていくものと信じています。

 

 

 

 

甘利俊一先生、文化功労者に

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