日本に夢や理想があった時代を、懐かしく思い出す。
若い頃はこれでも右翼少年だったのだが。
「聞け万国の労働者」なんて、小学校低学年で何のことか知らずに、毎日歌っていたものだ。
「インターナショナル」も中学時代にモスクワ放送で良く聞いた。
「ワルシャビャンカ」は力強い。
芥川也寸志の「祖国の山河に」は名曲だ。
しかしアルバムの後半は、聞いたことの無い曲が多かった。
演奏はバス中心のソ連男声合唱団ではなく、日本の混声合唱団なので、あまりしつこくない。
聞きやすい方だ。
こういう歌を専門で歌っている合唱団って、苦労しているんだろうな。
労働歌はすべてソ連製だと思っていたが、それほどロシア音楽らしさを感じなかった。
実際ドイツ製やフランス製の歌も多かった。
また編曲でかなり日本風にアレンジしているようだった。
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