1970年代後半を代表するB級アイドル榊みちこ(1976年歌手デビューした東芝EMI時代は田中美智子)。今から10年ほど前に学大FMあたりで盛り上がって復活したのだが、学大FMはフェードアウト気味で、みっちゃんも化粧品代理店をやっていたが、今は千葉県八街市に引っ込んでいるみたい。QVCテレビショッピングにでも出てくればいいのに。おそらくそろそろ年金にあたる年頃かと思うが、厚生年金に入っていたろうか。

 

3枚目シングルで名曲である「スパイラルワールド」はなかなか見当たらないが、4枚目シングル「IIYO IIYO」をアップした方がいた。

最初に出てくるのは相本久美子の「チャイナタウンでよろめいて」。その次の歌である。「別にいいよいよ」というフレーズで覚えられていらっしゃる方もいるだろう。コスチュームは体の形をくっきり出すもので恥ずかしかったのか、化粧も雑だしカメラを間違えたり音程バラバラで歌の内容は散々だった。
東芝EMIからキングレコードに移って、清純派からお色気路線に乗り換えたのに、本人はあまりやる気がなかったようだ。清純派路線を守った方が良い曲を残したと思う。この曲の後、路線変更して1枚のシングルを残して歌手榊みちこは終わる。作詞家として活躍が始まったのはご存じの通り。

翌月の放送から録った同曲がこちら。随分新曲になれたようだ。観客の中で堂々と歌っている。

どうせ消されるだろうが、この曲自体はCD「アイドル黄金時代ベスト」(2014, KING RECORD) に含まれています。

 

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榊みちこ(2) 「IIYO IIYO」1979.1

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