椿三十郎 1962 東宝
2018/10/28
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黒澤明作品。「用心棒」の続編。
山本周五郎原作。
風来坊の三十郎は地方藩の若者どもと力を合わせ、幽閉されていた城代家老を救い、藩の政治を恣にしようとする大目付らを処断する。
ばったばったと人を切るシーンの割に、全体のトーンは和やか。
これは最初に救われた入江たか子と小林桂樹のキャラクターだろう。
三船敏郎は相も変わらずヘタウマ演技だ。
と言うより映画自体がヘタウマだ。
藩の若者には、加山雄三、田中邦衛、土屋嘉男、平田昭彦、江原達怡、久保明らだ。
大して個性は感じられず。
しかしだから三船のワンマンショーになる。
それでいいのだ。
悪役では仲代達也がライバル。
目付としてこの企みを仕組んだのは清水将夫。
そして志村喬と藤原釜足も一枚かんでいる。
まあ展開も音楽の「用心棒」そっくりで、二番煎じ狙いだ。
そしてその狙いが当たっているから、偉い!