三着抜けを恐れて13点買いして、三連複10-12-18の13.1倍のみというまるで宮永咲の麻雀のような結果に終わった。
レース前、馬体重が出たが、内枠勢がずいぶんと減らしていた。
今日の芝は内外の差が小さくなり、内枠も来ていたので、内心では穴は内枠だと思っていたのだが。
ハープスターはやはりマイラーだが絶対能力が抜けている。
レッドリヴェールは非常に小型だが、競る形になれば勝負強い。
後はドングリの背比べだろう。
ペースが思った以上に落ち着けば、レッドが後仕掛けで再びの勝利もあり得る。
しかしふつうに走ればハープスターが二度続けてレッドに負けるとは思えないと予想していた。

実際のレースもその通りで、フクノドリームの大逃げにも慌てず騒がず直線を向いてから動いたハープスターが直線ごぼう抜きで優勝した。桜花賞馬ではブエナビスタより安定しているし、シャダイカグラより鋭い。今江もジェンティルドンナと良い勝負が出来るだろう。
上がりは32秒9、もはや別格だ。
二着はハープスターよりやや前方で競馬して狭いところに入ってしまったレッドリヴェール、最後はハープに馬体を寄せたが悲しいかな小柄な馬体は相手をひるませるまでに至らなかった。
上がりは二位で33秒4.ふつうの年なら勝てただろう。相手が悪かった。
三着は5番人気のヌーヴォデコルトと案外無難におさまってしまった。
上がりは三位、33秒8である。
オークスでもこの三頭の上位争いは必死だろう。
四着は中団待機策のホウライアキコ、五着は後方内からスルスル上がってきたレーヴデトワール。
上位三頭の他に上がり33秒台だったのはレーヴデトワール、マーブルカテドラルの二頭。
オークスの狙い目はハープと、この上がり33秒台の4頭か。
よほどスローになったら距離適性でレッドリヴェールも面白い。
でもハープにとっても、スローのオークスになって揉まれた方が今年の凱旋門賞を占うには良さそう。

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