スタートでケイテイブレイブ(1番人気)が逃げると思われたが、そのハナを叩いたのが引退レースの田邊コパノリッキー(3番人気)。前3Fが35秒5とハイペースになるかと思われたが、二角あたりでラップ13秒0に落として一息付く。そこで馬群が詰まると思ったのだが、福永ケイティブレイブ、三浦インカンテーション、ミツバ、ロンドンタウンと縦長の展開(実は速くない)にはまってしまう。
向正面でも後方待機勢は動きが取れず、コパノリッキーの罠にはまっていく。直線を向いてようやくサウンドトゥルー(2番人気)が外目を回って追い込んでくるがケイティブレイブを捉えるのがやっと。
優勝はコパノリッキー、勝ち時計2分4秒2で三馬身差の圧勝。上がりも37秒1。スピードを活かした走りを引退レースでも見せてくれた。
二着はサウンドトゥルー、体調は絶好調を思わせたが、後方待機策が裏目に出た。
三着はケイティブレイブ、有馬記念同様に福永は一緒になってペースを落として逃げ馬のアシストをした形。
四着アポロケンタッキーは後方待機に過ぎた。
インカンテーションは掛かっているようだった。三浦皇成は反省すべき。
でもヤナガワ牧場の生産馬はキタサンブラックといいコパノリッキーと言い、神ってるわ。
東京大賞典 2017 コパノリッキー 引退レースで日本最多GI 11勝目