朱里エイコは1964年に田辺エイ子として16歳でソロデビューしたが、二作品を残しただけで、アメリカへ修行に行ってしまう。
3年後帰国して朱里エイコとして再デビュー曲「恋の落とし穴」を発表する。その時のB面がウォーカー・ブラザーズのナンバー「孤独の太陽」(In My Room, 1966)のカバーである。朱里エイコがドヤ顔しているのが見えるような歌唱だ。それほど売れなかったけど。
訳詞は音羽たかし、すなわちキングレコードの法人名義だから詠み人知らずだろう。本家よりも凄い曲に仕上げているのはさすが編曲森岡賢一郎であるw。
スコット・ウォーカー自身もカバーしているが、最後の盛り上げ方はやはり日本の勝ち。タイガースの沢田研二もライブで歌っているが、タイガースのライブなんて歓声しか聞こえない。
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朱里エイコ 「孤独の太陽」 1967