阪神競馬場、寒いが好天の良馬場だ。
パドックでは若駒らしくダノンプレミアムはほんの少しだけ集中力を欠いている。タワーオブロンドンは余裕のある馬体で、ステルヴィオが鶴首で気合い十分。
しかし終わってみるとダノンプレミアムが圧勝劇だった。しかも中山競馬場時代からのレースレコードを塗り替えた。
最内に入って一番人気ダノンプレミアム(川田将雅騎乗)は出遅れが懸念されたが、ジャストミートのスタートを切り、一旦内の好位に下げて、直線まで待ってからから点火する。一瞬にして差が付いてしまい、ゴール前50mで手を休めたが、それでも3馬身半の差を付けて優勝。勝ち時計は1分33秒3。上がりも一位で33秒6。ダービーまでは距離が持つであろうディープインパクト産駒。開業3年目の中内田厩舎は嬉しいG1初勝利。
二着は外を追い込んだ三番人気ステルヴィオ(デムーロ弟)。ロードカナロアの初年度産駒だが、少し勝ち味に遅いか。
三着は二番人気タワーオブロンドン(ルメール)は藤沢厩舎だから太く見せたのだろうが、決め手比べで見せ場がなかった。
四着は僅差でケイアイノーテックが競り負けるが、よく走った。
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