ジョン・プレストンの原作小説をモイラ・バフィーニが脚色し、俳優として知られるサイモン・ストーンが監督を務めた、Netflixオリジナル配給の遺跡調査映画。
主演はキャリー・マリガン、レイフ・ファインズ。
ストーリー
1939年、英国とドイツの間がきな臭くなっていた頃、未亡人エディス・プリティが、宿願であった自分が英国サフォーク週に所有する墓地を発掘するために遺跡発掘職人バジル・ブラウンを雇入れる。最初、乗り気でなかったブラウンだったが、驚くべき発見をする。何と埋葬品として船が出てきたのだ。しかもバイキングの遺跡ではなく、アングロサクソンのものである可能性が出てきた。すぐ地元のイプスウィッチ博物館が成果を横取りしようと訪れるが、エディスは受け付けない。
発掘現場は国の重要な遺跡とされるが、ドイツとの間で戦火が開かれてしまう。非常事態にエディスの健康も悪化してしまい彼女は、ブラウンの立場を守る条件で、大英博物館の研究調査を受け入れることにする。研究員には既婚者のペギーもいたが、エディスの弟で発掘を手伝うローリーと愛し合うようになる・・・。
雑感
英国らしい地味な映画。でも私はかなり好きである。
日本の古墳時代のような時代がバイキング襲来以前のアングロサクソン族にもあったのだ。
キャリー・マリガンもレイフ・ファインズも老けた役作りしていたが、そもそもこういう年頃になったのだな。
キャスト
エディス・プリティ – キャリー・マリガン
バジル・ブラウン – レイフ・ファインズ
ローリー・ローマックス – ジョニー・フリン
ペギー・ピゴット – リリー・ジェームズ
スタッフ
監督 サイモン・ストーン
脚本 モイラ・バフィーニ
原作 The Dig 著者ジョン・プレストン
音楽 ステファン・グレゴリー
撮影 マイク・エレイ
製作 ガブリエル・ターナ、エリー・ウッド、キャロリン・マークス・ブラックウッド、マーレイ・ファーガソン
製作総指揮 アン・シーアン