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第2シーズン第1回「スリーピング・マーダー
演出:
エドワード・ホール
脚本:
スティーブン・チャーチェット
原作:
アガサ・クリスティー
英米合作。
デジャヴューだ。
どこかで見たプロットだと思うのだが、思い出せない。
原作とは違い、旅芸人の一座が事件の鍵を握っている。
横溝正史だったろうか。
最初のうちはジョーン・ヒクソンの前作とほとんど変わらなかったのに、途中から大きく動き出す。
とくに後半は詰め込みすぎだ。
これぐらい大きく変えるのであれば、いっそのこと犯人も変えた方が良い。
マッキーワン=ミス・マープルの場合、草笛光子の方が、アニメのミス・マープル・八千草薫より適役だ。
草笛光子は、アニメ「名探偵ポワロとミスマープル」の第一回「グランドメトロポリタンの宝石盗難事件」で、オパルセン夫人もあてていた。
ただし、第一シーズンを演じた故岸田今日子の声が強烈すぎて、今回のアテレコはいまいちだった。
ジェラルディン・マッキーワンの演技に比して、声が地味、大人しすぎる。
役柄を探りながら、あてている感じがした。
もっとも、将来の可能性はあると思う。
今後の作品で、どう変わっていくのだろうか。楽しみにしておく。
ゲスト俳優で知っていたのは、ジェラルディン・チャップリン(「ドクトル・ジバゴ」、「悲しみは星影と共に」、チャールズ・チャップリンの娘さん)だけだ。
この人は昔から老け顔だったから、年をあまり取らない。
格から行けば、彼女が犯人の筈だが(笑)
主役のグウェンダはニュージーランド育ちではなく、インド生まれのインド育ちという設定だ。
グラマー美人のソフィア・マイルズが演じている。
知らなかったが、実写版「サンダーバード」にミス・ペネロープ役(人形劇では黒柳徹子がアテレコをしていた。)で出演している。
今回の作品では、小林さやかの声が低すぎて、違和感があった。

新ミス・マープル2 スリーピング・マーダー グラナダTV

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