どうして英題が”IT HAPPENED ONE NIGHT. “なんだろう。
3晩に渡って事件が起きたのに。或る夜になって初めて事件が起きた、と言う意味か。
英語はわかんねえ。
お盆に当たって、何かキャプラ・コメディを見たくなった。
戦前のクローデット・コルベールだとか、ジーン・アーサーは、タイプではないので今まで敬遠してきたが、
最近ジーン・アーサーにも慣れてきたし、お次はコルベールだと思い、この作品を手にした。
富豪の娘エリーは飛行家キングとの結婚を父に反対され、マイアミから家出してキングのいるニューヨークに向かう。
飛行機や列車には父の送り込んだスパイがうじゃうじゃいる。
彼女は長距離バスを選択した。
そこで偶然に隣り合わせたのが、新聞記者のピーターである。
はじめは気が合わなかった二人だが、エリーの秘密をピーターはつかむ。
ピーターはエリーにキングと逢わせてやるからと、エリーに取引を持ちかける。
☆
ミイラ取りがミイラになる恋愛映画の典型パターンであり、おそらくこの映画から始まったのだろう。
スクリューボールの原形で、「ジェリコの壁」などいまだに映画で使われている小道具満載の映画だった。
キャプラの映画は、そのまま映画の教科書になる。
最後に二人を無理にくっつけることはなかったのに。アメリカの金持ちは好きな二人を喜んでくっつけてしまう。
いらぬお世話じゃないか?
結婚したからと言って、幸せになるとは限らない。
個人的には、ゴードン編集長の秘書アグネスを演じたベス・フラワーズが美人だった。(UNCREDITED)
アカデミー作品賞獲得。
監督賞フランク・キャプラ
脚本賞ロバート・リスキン(脚色)
主演男優賞クラーク・ゲーブル(ピーター)
主演女優賞クローデット・コルベール(エリー)
五部門独占は史上初である。
他の出演
ウォルター・コノロイ エリーの父・富豪
ロスコー・カーンズ バスの乗客
ジェイムソン・トーマス ピーターの恋敵、飛行王
永遠のセルマ・リッター
映画を中心に趣味を語り尽くします!
或る夜の出来事 It Happened One Night
It Happened One Night 1934年のフランク・キャプラ監督による「或る夜の出来事」はアカデミー賞の主要五部門を受賞したロマンチック・コメディです。
「或る夜の出来事」
1934年 アメリカ
BSで観ました。
もお〜〜これ、凄くよかったですよ!!
70年前の作品とは思えません。時代は関係ないんだわ。ええと、何から語っていいのやら、文章力がないのがもどかしい!!
クラーク・ゲイブルとクローデット・コルベールのふたりはとってもチャーミングで(クラーク・ゲイブル「風と共に去りぬ」よりこっちのほうが魅力的)、脇役はいちいち可笑しい人ばかりなんですが、なんといって�…
或る夜の出来事
ヒッチハイクものは面白い。私も独身時代に一度だけこれと似たような無銭旅行を経験した。如何に勤務している会社とは云え、夜中に遠く離れた関東の事業場の門を不意に叩き、寮の一室に泊めて貰った。ご親切にして頂いたI工場長を今も忘れない。尤もその時の相棒は女性ではなかったけれど。
それがこの映画では若い男女の二人連れだから、尚更青春の血は滾る。ピーター(クラーク・ゲーブル)が自信たっぷりに指を立てても一向に停まらぬ車が、エリー…
或る夜の出来事
或る夜の出来事
IT HAPPENED ONE NIGHT
1934年 105分 アメリカ
監督 フランク・キャプラ
出演 クラーク・ゲーブル クローデット・コルベール
大富豪の娘が親に結婚を反対されて家でし、旅の途中で失業中の新聞記者と道連れになるのですが、反発したり、喧嘩したりしながら、お互いをにくからず思っていくという話。大富豪は娘に懸賞金を掛けて探し、反対されてる婚約者との結婚も絡んで、ゲーブルとコルベールの恋の行方もどうなることか・・・
クラーク・ゲーブル…
【或る夜の出来事】
父親に結婚を反対され、豪華客船に閉じ込められた大富豪の娘エリーは、父親からなんとか逃げ出し、婚約者のいるニューヨークへとバスで向かった。同じバスに乗り合わせた新聞記者のピーターは、特ダネをものにしようと何かとエリーの世話をやくのだが・・・。
いや〜ん、これ、面白いし、とっても可愛い作品だぁ〜〜〜!!
オチも分っちゃうし、よくあるストーリーと言ってしまえばその通りなんだけど、そんなヤボな事を言っちゃ〜い…
『或る夜の出来事』’34・米
あらすじ大富豪の娘エリー(クローデット・コルベール)がパイロットとの結婚を父親に反対された為に失踪。彼の待つニューヨークへ向う途中に特ダネ狙いの新聞記者のピーター(クラーク・ゲーブル)と出遭う。こうして2人の珍道中が始まった・・・。感想またYahoo!動画で……