アルバム「GOOD-BYE! GOOD-BYE! GOOD-BYE! 」からの一曲。当時最先端のクロスオーヴァーである。
惣領泰則は69年にシングアウトというソフトロックグループを結成して「涙をこえて」(かぜ耕二作詞、中村八大作曲)をヒットさせ、第一回合歓ポピュラーフェスティバル(ポプコンではない)でグランプリを獲得。NHK「ヤング101」に参加したが早々に見切ってブラウンライスを結成しアメリカで活躍した。
75年頃解散し、国内に拠点を移すとソロ活動開始。77年にはジムロックシンガーズを結成し、この「GOOD-BYE! GOOD-BYE! GOOD-BYE! 」を発表。本場仕込みのシティポップスを演奏するグループになる。現在は沖縄でボーカルトレーナーをやってるとか。

彼は、Tinna(惣領智子、高橋真理子)のプロデューサーもやっていた。ちなみにTinnaはニッポン放送「全日空ミュージックスカイホリデー」の主題歌「シャイニングスカイ」を歌っていたデュエットグループ。番組開始当初はニッポン放送の単独放送だったから田舎者としては聞きにくかった。全日空と言えばその当時国際線に本格参入しておらずロッキード事件でボロボロになったのに、この番組が終わった翌年に日航機事故が起きて立場が逆転してしまった。
惣領智子は泰則の元妻だが紹介したことがあるので、高橋真理子メインの「Sailing On A Dream」(アルバム「童夢」A面4曲目)。

惣領泰則 & JIM ROCK SINGERS 「City Lights by the Moonlight」 1977

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