新ミス・マープル、シーズン3の第三回。
原作では第十一作(実質的最終作)になる。
ドラマは、例によって原作を大きく改変している。
演出:Nicolas Winding Refn
原作:Agatha Christie、 Nicolas Winding Refn
脚色:Stephen Churchett
配役:
Geraldine McEwan : Miss Jane Marple
Laura Michelle Kelly : Verity Hunt , Margaret Lumley (photo)
Richard E Grant : Raymond West
Ruth Wilson : Georgina Barrow
Ronni Ancona : Amanda Dalrymple
Adrian Rawlins : Derek Turnbull
Will Mellor : Martin Waddy
Amanda Burton : Sister Clotilde
ミス・マープルの知人であるラフィエル氏が亡くなった。
彼はミス・マープルに条件付遺贈をしていた。
その条件は、殺人事件の謎を解決すること。
甥のレイモンド・ウェストとともに、ミス・マープルは遺言の指示通り、ミステリーバスツアーに参加する。
まもなく、参加者の一人の老人が心臓発作を起こし、翌朝亡くなっているのが発見される。
しかしミス・マープルは老人の枕元にあった瓶を調べてくれと警官に訴える。
今シリーズはじめて、甥のレイモンドが活躍する。
しかし、彼は稀代の女たらしで、いまだ独身だった。
娘のメイベルなど影も形もない(笑)
原作やジョーン・ヒクソン版「復讐の女神」は、激しい違和感がある。
バスツアーで殺人が起きたのにあえて続行したり、ミス・マープルが三姉妹を訪ねるため、ツアーから抜け出すあたりだ。
いっそのこと、ツアーを孤島に閉じ込めた方がわかりやすいと思った。
今回はミス・マープルがツアーから抜け出すことはなかった。
しかし、殺人ツアーは中止されるべきではなかったのかな(笑)
注意、ネタバレビデオです。
永遠のセルマ・リッター
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