柴錬の痛快無比な剣豪小説。

斬九郎が若い娘の招きで高級料亭に入ると、その娘は一糸まとわぬ姿で自殺してしまう。その場にいた長崎屋は、これを殺人として届け出た。斬九郎も百両を受け取り、事件に巻き込まれる。
帰途早速、虚無僧姿の8人に囲まれる。

 

中村梅雀の朗読だ。
歌舞伎(前進座)の人は、男役女役ともに、たくさんの声色を持っていて、楽しませる。また梅雀の声は、親父の梅之助(遠山の金さん)そっくりだ。それが最後の落ちに繋がってくるとは、思わなかった。

 

御家人斬九郎 柴田錬三郎 新潮CD

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