馬券は買えなかったのだけれど、ワンダーアキュートもこのメンツの中で単勝だけでなく複勝までも三番人気に落ちた。春のダートマイル王コパノリッキーが距離延長にも関わらず一番人気を背負う。続いて2枠にはいって先行力を活かせそうなニホンピロアワーズが二番人気。このオッズを事後的ではあるが眺めると、何かが崩れる予感。
番手に入ろうとする大本命のコパノリッキーをワンダーアキュートは8枠好発からr楽な手応えで鉄板マークして直線ではあっさり抜け出し、JBCクラシック以来二度目のG1優勝。
不良馬場にしては2分3秒5という遅い時計で上がり36秒0という軽い瞬発力レース。
8歳まで長く走っていればこういうチャンスも巡ってくる。無事是名馬。
4歳コパノリッキーはフェブラリーS、かしわ記念に続きG1三連覇を目指したが、惜しくも二着。
ニホンピロがスローペースで逃げながらさらにギアを落として向正面で先頭に押し出されワンダーに狙い撃ちされたのが痛かった。
三着はスローペースの中、状況を打開するため、4番手から仕掛けたソリタリーキングが突っ込んだ。
四着は逃げて向正面から一旦二番手に控え一時は差し返そうかという勢いのあったニホンピロアワーズ。
あと中央勢ではムスカテールとシビルウォーが出ていたがまったく振るわなかった。
地方馬一番人気の兵庫では無敵のオオエライジンンは残念ながら直線で予後不良。馬体が大きく減っていたから,どこか体調に問題があったのだろう。
やはりダートは速い馬より強くて長持ちする馬作りが大切だと思った。

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