監督 : アルフォンソ・クアロン
製作 : Art Linson
原作 : チャールズ・ディケンズ
脚本 : Mitch Glazer
撮影 : Emmanuel Lubezki
音楽 : Patrick Doyle

配役
イーサン・ホーク (Finnegan Bell)
グウィネス・パルトロウ (Estella)
ハンク・アザリア (Walter Plane)
アン・バンクロフト (Ms. Nora Diggers Dinsmoor)
ロバート・デニーロ(Prisoner)

チャールズ・ディケンズの名作をアメリカ・フロリダを舞台に翻案。

 

脱獄犯と一時過ごしたことのあるフィン少年は、金持ちのディンスモア未亡人に可愛がられる。少年にとっては、彼女の美しい姪エステラと会うのが楽しみだった。
やがて成長しエステラはパリへ留学し、フィンは貧しい漁師になった。
ところが数年後フィンは謎の支援者のおかげでNYへ向かった。絵の個展を開くためだ。
彼には絵の才能があったのだ。フィンはディンスモアがスポンサーに違いないと思う。

デビッド・リーン監督の作品より台詞はわかりやすい。
でも映画としてドラマチックな部分が欠けている。もう少し暗い部分があった方が良いのではないか?フロリダは明るすぎるぞ。
グウィネス・パルトロウはお色気があるかと思いながら、肝心なところでぼかす。ちょっと欲求不満。
イーサン・ホークは、いつもの「とっつあんぼうや」の役どころだ。
ロバート・デニーロもそういえば出てるなあ、という程度。なぜか印象に残らない。デニーロも最近(いや、いつものことか)芝居がワンパターンだ。

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