監督: Lawrence Kasdan
原作: Anne Tyler
脚本: Frank Galati 、Lawrence Kasdan
出演:
William Hurt (Macon)
Kathleen Turner (Sarah)
Geena Davis (Muriel)
Amy Wright (Rose)
Bill Pullman (Julian)
映画「白いドレスの女」のコンビ(ローレンス・カスダン監督、ウィリアム・ハート、キャサリン・ターナー)にジーナ・デイビス(この映画でアカデミー助演女優賞を獲得した。)を加えて、お送りする。
ハリウッドのド派手映画とはひと味違う、大人の恋物語。
旅行ライターのメーコンは強盗の凶弾で一人息子を失った。
妻は事件後一年経ってもショックを引きずっていて、別居を申し出る。一人一軒家に放り出された、メーコンは途方に暮れる。
彼は、犬の調教師ミュリエルと知り合う。はじめは積極的なミュリエルを敬遠していたが、やがて二人は自然と結ばれる。
そんなとき、妻から連絡が入り、よりを戻したいという。
渋い映画だ。
原作は、1985年頃のベストセラー小説らしい。ちらっと見た感じでは、読みやすそうな英語だった。こういう小説は、渡辺淳一には書けない。
出演する俳優陣にも気圧されてしまう。
やや苦手だが、名優ウィリアム・ハートは別格として、キャサリン・ターナーの抑えた演技が実にうまい。
ジーナ・デイビスはモデル出身だが、頭のいい人だ。名優に囲まれて、まんまと助演女優賞を獲得してしまった。
「テルマ&ルイーズ」のときもスーザン・サランドンがいて、ジーナは主演女優賞にノミネートされていた。
個人的には妹夫婦役で出てくる、ビル・プルマンとエイミー・ライトがいい。
永遠のセルマ・リッター
映画を中心に趣味を語り尽くします!