監督 ジェイ・ラッセル
原作 ウィリー・モリス
脚本 ゲイル・ギルクリースト
出演:
フランキー・ムニッズ (ウィリー)
ダイアン・レイン 母
ケヴィン・ベーコン 父
ルーク・ウィルソン 隣人
ワンちゃん映画だ。
犬好きには堪えられない。
ウィリーは弱虫な少年。
父親はスペイン内乱で片足を失ってから偏屈ものになってしまった。
しかし母親の愛情を一身に受け育っている。
学校に上がる頃、母親はウィリーに友達がいないことを気にしていた。
そこで可愛らしい犬スキップを誕生日祝いにプレゼントした。
ウィリーはそれ以来、どこへ行くのもスキップと一緒。
彼らは外で遊ぶようになり、いじめっ子とも積極的に関わるようになって、イニシエーションを乗り越え、仲良くなった。
ガールフレンドもできた。
全てはスキップが彼の世界を広げてくれたおかげだった。
ところが野球の試合の最中に外野でエラーをしてくさるウィリーにスキップが元気づけようと構ったため、試合が中断してしまい、思わずかっとなってウィリーは手を出してしまった・・・
名犬ラッシーのようなドラマチックさはないが、ほろりとくる映画。
子供が小さいときには犬を飼わせるのが良さそうだ。
印象的だったのは、いじめっ子の集団にいつの間にかウィリーがとけ込んでいたこと。
昔は子供たちのいじめも限度があったのだ。
親の生活格差があまりなかったこともあるだろうが。
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