◆ 2004年03月04日(木) 
No.166
監督George Sidney
製作George Sidney
 

Cast:
Cantinflas (Pepe)
Dan Dailey(Ted_Holt)
Shirley Jones(Suzie_Murphy)◎
Sammy Davis Jr.(Guest_Stars)
Janet Leigh(Guest_Stars)
Jack Lemmon(Guest_Stars)
Debbie Reynolds(Guest_Stars)
 

IMDBで3点しか付いてない酷い作品。
でも僕は楽しめた。
オールスター映画だったし、それにシャーリー・ジョーンズも綺麗だった。
 

テレビ局のカットが酷くて、3時間映画を1時間10分にまとめるのだから、全員の見せ場は見逃した。
ジャック・レモンが「お熱いのがお好き」の女装で登場したのは楽しかった。
ジャネット・リー、トニー・カーチスの夫婦(当時)が実名で登場するシーンも良かった。
 

しかし主役が何者か知らなかった。
調べてみると、映画「80日間世界一周」でデビッド・ニーブンの従僕役として出てきたメキシコ人だった。
かなり芸達者だが、ハリウッドの連中とがっぷり組むとボロは出る。
この映画の失敗で、本国メキシコに帰ったのだろう。
 
 

シャーリー・ジョーンズに10点満点あげる作品だ。
アカデミー助演女優賞を取った「エルマー・ガントリー」と同じ年に撮っている。
彼女はこの年、最高に乗っていたと思われる。

 

話はハリウッド的「寅さん」だ。
メキシコの田舎ものが馬とハリウッドにやってきて、美人女優と親しくなる。
しかし周囲と一騒動起こし、それがきっかけとなり、監督と女優は結ばれ、主人公は振られる。

ペペ 1960 コロムビア

投稿ナビゲーション


ペペ 1960 コロムビア” への0件のフィードバック

  1. 「ペペ」は70ミリだったか調べたく検索していたらここに到着しました。「80日間世界一周」が面白かったのでカンティフラスが主演なんて、で中2の頃日比谷の旧有楽座で観ています。さすがにディテールまでは忘却の彼方に近いですが当時「面白かった」の記憶は残っています。
    ところでセルマ・リッターを取り上げるサイトは日本中探してもまずないと驚いております。昭和38年頃テアトル東京でスーパー・シネラマの「西部開拓史」では威勢の良い幌馬車隊のおばさんでデビー・レイノルズが船内のバーでアウェー・アウェーと「牧場の我が家」を歌うシーンでは埃にまみれた普段着ではなくやたらめかしたなりで隣の紳士の気をひくところでは思わず笑ってしまいましたよ。
    それにしても沢山ご覧になっていてまして論評までとは頭が下がります。
    どうかお体ご自愛なさって下さい。又寄らせて頂きます。(当方来月62になる独身男性。送信エラーに付き携帯より再送しますが万一前文が入っていましたら前文削除願います。携帯を機種変更しバ、パがやりにくく誤字あればご容赦願います)

  2. オンリー・ザ・ロンリーさま、たくさんコメントいただきまして、ありがとうございます。
    東京には10年ほどいましたが、小生は旧有楽座は行っておりません。上京した頃に閉鎖されたと思います。当時、銀座では銀座文化1,2によく通いました。
    シャーリー・ジョーンズのファンだったもので、この作品の評価は高めです。
    しかし、ノーカット3時間で見ていたら、どうだったでしょうか?
    まあ、これに懲りずまたおいでください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です