最低のお下劣映画。吐き気のするシーンがいくつかあるので、注意。
あらすじ
お下劣で有名になったドラッグクイーン、ディヴァインが母エディ、息子クラッカーに同居人の女性コットンを加えて、トレーラーで暮らしている。お下劣さでディヴァインに対して対抗意識を持つレイモンドとコニーのマーブル夫妻は、ウンコを送りつけ宣戦布告する。ディヴァインがそれを相手にしなかったので、マーブル夫妻はディヴァインのバースデー・パーティーのことを警察にチクり、パーティーは血の惨劇になる。ディヴァインはマーブル夫妻宅に向かうが、彼らは留守だった。代わりにクローゼットに閉じ込められた執事チャニングと監禁された女性二名を発見する。チャニングは彼女らに種付けして、生まれた子供をレズビアン夫婦に売り飛ばしていた。ディヴァインは女性を自由にして刃物を渡すと、女性は縛ったチャニングの性器をちょん切ってしまった。
ところが家に戻ると、トレーラーは全焼していた。犯人はマーブル夫妻だ。ディヴァインはマーブル夫妻を捕らえ縛って、ペンキを塗りたくる。新聞記者を呼び、夫妻の擬似裁判を行い、コットンが死刑を宣告する。執行人はディヴァインであり、新聞記者たちを前にして二人の銃殺刑を執行した。
そしてラストに有名な、ディヴァインが犬の糞を食うシーンがある。
雑感
マツコ・デラックスはディヴァインのことを意識してるんだろう。
もちろん、ディバインは決してこんな映画だけに出演していたわけではないのだが、最初の印象が強烈だからなあ。
特別編はNGシーン集であり、ジョン・ウォーターズがMCをしている。
これは70年代流行したミッドナイトシアター(深夜劇場)でのヒット作品の一つ。しかし予告編で反響を見せられたが、本当にあれほど評判が高かったのだろうか?ヤラセではないか。
スタッフ・キャスト
監督 ジョン・ウォーターズ
製作 ジョン・ウォーターズ
脚本 ジョン・ウォーターズ
撮影 ジョン・ウォーターズ
編集 ジョン・ウォーターズ
ディヴァイン ディヴァイン
レイモンド デイヴィッド・ロチャリー
ママ・エディ エディス・マッセイ
コットン メアリー・ヴィヴィアン・ピアス
クッキー クッキー・マーラー
コニー ミンク・ストール
チャニング チャニング・ウィルロイ