永年、音楽コミックファンを楽しませてきた「ピアノの森」は連載が終了し、年末に最終巻が発行された。
早速買ってきて読んでしまった。
最終巻の一つ前でショパンコンクールの結果はわかっていたから、最終巻は落穂拾いのようなものだった。
ここでの主役は阿字野先生、手の手術を受け再び弾けるようになるか?
最後は有終の美を飾っている。
ただし問題は現実のショパコンで、アジアのベトナム、中国に次いで2015年に韓国人が初めて優勝したことだ。
いまだに日本人は勝ってない。
おそらくアジアが今以上にヨーロッパで蔑視されている時期に日本が頑張って入賞者を出した。しかしなかなか勝てないので、有力なピアニストがあまりショパコンに出場しなくなったのだろう。
でも聴く側の日本人のショパンに対する憧れは強い。
誰か主人公カイのように挑戦してくれる子はいないか。
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