アカデミー特殊メイク賞受賞作品。成仏できない幽霊が住む屋敷に富豪が引っ越してきたことから起きる、オカルド・コメディ映画。
ティム・バートン監督の出世作で、主演アレック・ボールドウィン、ジーナ・デイヴィス。共演ウィノナ・ライダー、マイケル・キートン、音楽はダニー・エルフマン担当。
あらすじ
アダム(アレック・ボールドウィン)とバーバラ(ジーナ・デイヴィス)夫妻は突然交通事故死した。幽霊になった夫妻は自宅から外に出られない。
何ヶ月か過ぎて自宅は富豪のチャールズ家に買われてしまう。父と自称彫刻家の母デリア、前妻との娘リディア(ウィノナ・ライダー)の三人だ。アダムとバーバラは一家を追い出そうとするが、まるで効き目がない。霊界のソーシャルワーカーであるジュノーに相談すると、本を読めば載っているから、ビートルジュースには頼むなという。彼はトラブルメーカーだからだ。
変わり者のリディアが幽霊の存在に気付く。チャールズが友人を呼んでパーティを開いたとき、アダムはみんなを怖がらせようと遠隔操作で「バナナ・ボート」を踊らせる。しかしチャールズは面白がってしまい、幽霊屋敷を計画する。そしてオカルトに強いオーソ(グレン・シャディックス)がアダム、バーバラを召喚する。
幽霊を助けるため、リディアがビートルジュース(マイケル・キートン)を呼び出すと大混乱を引き起こしてしまう。そしてビートルジュースがリディアと結婚しそうになったとき、幽霊夫婦が救ってくれる。その後は、幽霊夫婦とチャールズ一家で仲良く共同生活を送った。
雑感
「バナナボート」をみんなで踊るところは良かった。「スリラー」でも良かったが、この方が面白い。
この作品の収穫はウィノナ・ライダーをメジャーにしたことだ。役柄は少し中二病が入っている子で、後の彼女のキャラ付けにかなり影響を与えている。
スタッフ・キャスト
監督 ティム・バートン
脚本 マイケル・マクダウェル、ウォーレン・スカーレン
製作 マイケル・ベンダー、ラリー・ウィルソン、リチャード・ハシモト
音楽 ダニー・エルフマン
撮影 トーマス・アッカーマン
配役
幽霊アダム アレック・ボールドウィン
その妻バーバラ ジーナ・デイヴィス
ベテルギウス マイケル・キートン
娘リディア ウィノナ・ライダー
母デリア キャサリン・オハラ
父チャールズ ジェフリー・ジョーンズ
友人オーソ グレン・シャディックス
ソーシャルワーカー・ジュノ シルヴィア・シドニー