やっぱり寒い季節はこういう熱い映画に限る(笑)
何度見ても力が入っちゃう。
ロン・ハワード監督の傑作消防士映画。
バックドラフトとは、密閉された部屋の内部で火災が起きると酸素が無くなるので、一旦気圧の低い状態になるが、誰かが部屋を開けると、外部の空気を吸い込んでから火が外部にもの凄い勢いで吹き出すこと。
物語は連続放火殺人事件の謎に挑む、リムゲイル調査官(R・デニーロ)の助手ブライアン(ウィリアム・ボールドウィン)と、ブライアンの兄で現場派消防士スティーブン(カート・ラッセル)との葛藤を軸に描く。
スティーブン、ブライアンの父が死んだ放火事件の犯人にドナルド・サザランド、
ブライアンのGFで事件の鍵を握る市会議員の秘書にジェニファー・ジェイソン・リー、
スティーブンの別れた妻にはレベッカ・デモーネイを起用するオールスター布陣。
最近の戦争映画や警察映画が軟弱で少々物足りなく感じているが、
この映画は消防士が命を懸けて仕事に没頭する様を力強く描いており、見ていて体中に力が沸く感じがする。
火災の映像も迫力たっぷりだ。
犯人解明のプロセスが少々手抜きの感があるので、そこが減点対象。

バックドラフト(Backdraft, 1991,USA)

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