英国の巨匠P.D.ジェームズ原作のアダム・ダルグリッシュ警視シリーズをドラマ化したもの。前後編それぞれ二時間で見た。本国では50分の全5回だったようだ。
原作を読んでいないため、先が読めず、なかなか見応えがあった。
あらすじ:
共産圏への密輸絡みの殺人事件があり、その事件の容疑者ディテンジャーが入院した。事情聴取のためダルグリッシュが訪れた目前で、看護学生が毒殺される。彼女はディテンジャーを看護していたのだ。警察は根深い陰謀を察知する。
やがて二人目の看護学生も犠牲になる。
アガサ・クリスティーの原作ではないので、ストレートに犯人は決まらない。二人目が殺されたところで、容疑者を絞っていくと、○○が怪しいなと気づいた。
しかし最後に、ちょっとしたどんでん返しがあった(^^ゞ。なかなか渋い作品だ。欧米での評価も高い(CWA賞受賞)。ミステリ・ファンは必見。
主演
ロイ・マースデン(ダルグリッシュ警視)
エレノア・デビッド(看護学生ファロン)
デボラ・フィンドレイ(看護学生ピアス)
ダルグリッシュ警視「ナイチンゲールの屍衣」 1984 Independent TV