307PM-1、8日目である。
マーキュリーリビングステレオの復刻SACD。
3chマスターなので、センターチャンネルからソリストの音が鳴る。
シュタルケルと言う人は特徴はないのだが、逆に癖がない方が、この曲の場合、成功している。
他ではカザルス・セルのEMI盤(モノラル)はまるで早口言葉のような気がする。
デュプレ・チェリビダッケも熱演だが、彼女のエルガーの名演と比べると、イマイチぴんと来ない。
ロストロポビッチ・カラヤンは、全く詰まらなくて売ってしまった。
ピアチゴルスキ・ミュンシュが、今まで持っていた中で印象深い。
変に色をつけない方が、ちょっと臭い曲の場合、うまくいくと思う。
センターチャンネルの効果だが、リアチャンネルが鳴っていないため、限定的である。
つまらない2chシステムよりは3chの方がマシだが、高価な2chシステムには確実に負けている。
このシステムは音像が甘い。
今回も大音量で周囲の迷惑も考えずに鳴らした。
時おりスピーカーがひいひいと泣き出す。(歪んだ音を出す。)
(懐音堂)

ドボルザーク・チェロ協奏曲 シュタルケル、ドラティ、LSO SACD-3.1ch

投稿ナビゲーション


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です