レディ・フランシスが失踪する。
彼女はわずかながら財産を持っていた。
ワトソンは、彼女を追ってホテルにやってきた男が怪しいと推理する。
監督 ジョン・マッデン(「恋に落ちたシェークスピア」「コレリ大意のヴァイオリン」)
脚本 TR・ボウデン
主演 ジェレミー・ブレット(マイ・フェア・レディ) エドワード・ハードウィック
ゲスト シェリル・キャンベル(「炎のランナー」)、ジュリアン・カリー
ホームズ・シリーズは、この作品からずいぶん作風が変った。
人間ドラマっぽくなった。
カメラも、凝り始めた。
のちにアカデミー賞を受賞する監督の演出だから、無理も無い。
シェリル・キャンベルは可愛らしい女性である。
彼女は、アカデミー賞映画「炎のランナー」や、ジョーン・ヒクソンのミス・マープル・シリーズ「牧師館の殺人」牧師夫人グリゼルダ役でおなじみである。
ここでは、初老の男に狂ってしまって、身を滅ぼす女性を熱演している。
シャーロック・ホームズ レディ・フランシスの失踪 ミステリチャンネル