監督 : ロバート・ベントン
製作 : スタンリー・R・ジャッフェ
脚本 : ロバート・ベントン
撮影 : ネストール・アルメンドロス
Cast:
ダスティン・ホフマン(Ted_Kramer)
メリル・ストリープ(Joanna)
ジャスティン・ヘンリー(Billy_Kramer)
ジェーン・アレキサンダー(Margaret_Phelps)
名作だが、ノーカットで見たのは初めて。
妻が子どもを捨て突然家出した。
昇進を伝えようとした夫は息子と共に途方に暮れる。
彼は仕事第一主義で、良き夫ではなかった。
7歳の息子は母のいない生活に問題行動を起こし、ぐれてしまう。
しかし父親の根気強い語りかけに次第に心を開く。
そして息子のことにかまけていて、父親は仕事でミスをしてしまい解雇される。
妻が再び現れた。息子を引き取りたいという。
裁判になった。
妻有利で審理は進む。
しかし夫と妻は何か法律とは違うところで、心の通い合いを感じ始めていた。
☆
アカデミー作品賞、主演男優賞、助演男優賞、監督賞作品。
家庭崩壊のドラマかと思わせておいて、最後に希望があるところが凄い。
アメリカ映画、最後の栄光だ。
ロバート・ベントン監督は寡作家だが、「俺たちに明日はない」の脚本や「プレイス・イン・ザ・ハート」の演出など歴史に残る作品を作っていて、やたらと打率の高い人だ。
俳優では妻の友人役ジェーン・アレキサンダーが魅力的だ。
でも何と言っても子役のジャスティン・ヘンリーが凄すぎる。
顔を縫うシーンも凄い。
誰もあれほどの演技は出来ないだろう。
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