「007」シリーズの記念すべき初映像化作品だそうだ。
アメリカのCBS放送がテレビドラマ化している。
後の1967年版映画とは違って、コメディ的な演出は全く無い。
しかし何とボンドはイギリス人ではなく、アメリカ人という設定になっている。
イアン・フレミングの「ボンド」シリーズも初TV化されたときはこんなトリビアがあったのだ。
よく知ってる人ではピーター・ローレがル・シッフル役で出演している。
アメリカの工作員ジミー・ボンドは、モンテカルロのカジノ・ロワイヤルに上客を装い潜入した。
彼の任務は、ギャンブルで公的資金に手を付けて焦げ付いてしまったソ連のスパイ、ル・シッフルをバカラでも負かして破滅させること。
ボンドはかつて愛していて今はル・シッフルの愛人になったヴァレリーとの板挟みに悩みながら、バカラで彼を潰す。
しかし、ボンドは滞在するホテルでル・シッフルに襲われ、危機一髪!
どうやら、生放送だったようだ。
日本でも当時はビデオはなかったから生ドラマ中心だったが、アメリカの生ドラマは初めて見たような気がする。
監督
ウィリアム・H・ブラウン・ジュニア
出演
バリー・ネルソン(「大空港」)
ピーター・ローレ(「毒薬と老嬢」)
リンダ・クリスチャン
マイケル・ペイト(「歌えドミニク」)
時間:52分
カジノ・ロワイヤル 1954 CBS