2001/12/22 ”Mr Deeds goes to Town”
監督:フランク・キャプラ(アカデミー監督賞)
出演:ゲイリー・クーパージーン・アーサー、ジョージ・バンクロフト、ライオネル・スタンダー、ダグラス・ダンブリル
ヴァーモントの街のチューバ奏者ディーズ(Gクーパー)に突然、叔父の遺産がころがりこむ。
大都会NYに連れてこられたディーズは、新聞記者ベイブ(Gアーサー)が扮した貧しい娘にころりと騙され、記事にされてしまう。
ベイブは、いつのまにか純粋なディーズを愛してしまう。
しかし純粋なディーズはベイブの嘘を知り、彼女の弁解を受けようとしない。
都会の雰囲気に飲まれて、ディーズはすっかり鬱になった。
親類縁者は彼の財産を独占するため、彼を禁治産者に仕立て上げようと裁判を起こす。
そのとき、ベイブはすべてを捨てて、愛するディーズのために戦う。

前半は、田舎物が都会でずっこけるコメディー。
後半になると、田舎物は都会の魔物に取り付かれてしまい、じわじわ追い詰められていく。
これは理不尽な話で、観客は怒りを覚えるだろう。
最後になって主人公が復活して敵を撃退して、めでたく二人は結ばれる。
映画の基本公式そのもののような作品である。
でも面白い。
後に「スミス都へ行く」というジェームズ・スチュアート主役の映画を、フランク・キャプラは撮るが、両方とも似たようなタイプだ。
どっちもジーン・アーサーが相手役だった。
でもこの映画の方が好きだ。

オペラハット 1936 アメリカ

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