監督 : 岩内克己
製作 : 藤本真澄
脚本 : 田波靖男
撮影 : 西垣六郎
 

配役:
加山雄三 (田沢雄一)
有島一郎 (父田沢久太郎)
中真千子 (妹田沢照子、箸にも棒にもならない役だが、美人だ。最後は江原達怡と結ばれるようだ。 )○
飯田蝶子 (祖母田沢りき)▲
田中邦衛 (青大将石山新次郎)
高田稔 (青大将の父石山剛太郎)
江原達怡 (アメラグ部のマネージャー江口、この人学生服着てるところしか見たこと無い)
星由里子 (恋人星山澄子、今さら言うまでも無い絶世の美女)◎
松本めぐみ (規子、奥さんはちょっとしか出番がなかった)
寺内タケシ (蕎麦屋の隆)
ジェリー藤尾 (頭取の馬鹿息子赤田)
上原謙(松原の父)
久慈あさみ (何故か和服のロック評論家石原和子)
内田裕也 (エレキ合戦の司会者)
二瓶正也 (ドラマー仁科)
黒沢年男 (バンド仲間井沢、殆ど台詞がない)
 

シリーズ第六作。ピークじゃないかと思う傑作。
☆ネタバレ注意:
 
 
 

アメラグを大学でやっている雄一は、金が必要になって、バンド合戦に出る。
曲は「夜空の星」だ。
しかし父が営業するすき焼き屋に融資している銀行頭取の息子が出場してたものだから、トラブルに巻き込まれ、停学処分を食らう。
仕方なく日光へ演奏旅行に出かけると、恋人の澄子も追ってきた。
そして(お約束通り)青大将に襲われ、間一髪のところを雄一に助けられる。
東京に戻ると、親は廃業を余儀なくされていた。
困った雄一に、資産家松原が救いの手をさしのべる。
娘との結婚が交換条件だった。
澄子はそれを知り身を引く覚悟をする。
しかし雄一はその援助を断る。
音楽評論家の石原は雄一の歌を気に入り、レコード化する。
その契約金で父親の店も復活させることができた。
何故かアメラグ部にもまだ籍があり、試合にも勝った。
澄子との愛も確かめ合った。
最後は「君といつまでも」を歌って大団円(笑)
 


 

「夜空の星」と「君といつまでも」の二曲(両A面)のプロモーション映画のようだ。
「君といつまでも」は星由里子とのデュエットバージョンが聴きどころ。
 

星由里子は本当に美しい。
ゴジラ時代よりいっそう綺麗になったと思う。
さらに飯田蝶子のおばあちゃんが珍しく洋装。
中真千子の演技は上手いとは思わないが、綺麗だと思う。
審査員役の久慈あさみは何故ロック評論家やりながら、和服なのか?
(当時そういう人が実際にいたのだろう)
初期GSのメンバーも大挙出演だ。
(スパイダースは日活専属なので出てない。)

エレキの若大将(1965)東宝

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