香港のマジックマンことモレイラ騎手を鞍上に据えた3番人気リスグラシューが距離を伸ばしてGI初制覇である。騎手もJRA-GI初制覇。
人気上位馬の内、2番人気3歳馬ノームコアが10キロ増と一頓挫あった影響が出ていた。三冠馬の同世代馬はあてにならない。1番人気は昨年の覇者モズカッチャンである。
馬場状態は晴の良馬場であるが、時計が掛かりそう。
レースは、昨年2着馬クロコスミアが逃げて上がりの競馬に持ち込む。人気を背負っているモズカッチャンが早めに直線外から追い出すが、前が止まらない。
リスグラシューは馬群の中で貯めた分、後から追い込んで一気にクロコスミアを捕らえて、首差抑えて優勝。三着はモズカッチャン。
昨年の1,2着馬が今年は3,2着と、牝馬限定重賞の顔ぶれはいつもあまり変わらない。とくにこの馬場状態でクロコスミアを9番人気に下げた評論家には猛省を促したい。
その中でリスグラシューは前走12キロ増で府中牝馬S2着、そして今日も2キロ増。460キロ台は太いと思ったのだが、本当はこれぐらいが合っていた。武豊の時もこれぐらい太らせろよw。
でも前走リスグラシューに勝ったディアドラが出ていれば、圧勝だったろう。
エリザベス女王杯 2018 リスグラシュー – 人馬ともにJRA-GI初制覇