「のんのんびより」は女子中学生の姉妹と女子小学生の二人がド田舎の分校で楽しい学校生活を送る田舎コメディ・テレビアニメ。
２０２１年１月１０日から始まる第３期「のんのんびより のんすとっぷ」放送前番組宣伝「生」イベントの「にゃんぱす祭り おんらいんなのん」が開催された。
コロナ禍の中、オンラインイベントだったので、Eプラスのストリーミング・サービス「Sreaming+」で受信視聴した。一般チケットでの鑑賞なので、25分ほど配信時間は短い。プレミアチケットなら、特製カレンダーも手に入るが、価格は3000円から6000円へ倍増だ。見逃し配信は2020年11月29日まで。
出演は小岩井ことり（宮内れんげ）、村川梨衣（一条蛍）、佐倉綾音（越谷夏海）、阿澄佳奈（越谷小鞠）、司会名塚佳織（宮内一穂）さらに音楽ゲストにnano.RIPE(きみコ、ササキジュン、サポートメンバー：菅野匠）が参加した。
田舎の廃校からの生配信だった。最初は学校内を練り歩き、nano.RIPEを紹介してから、教室に移動した。ちょうど夕暮れ時から日が沈んで夜になるまで、お題を与えられて、絵で答えてツイッターで投票してもらう。
音楽のコーナーでは音楽室からnano.RIPEが第一期主題歌「なないろびより」第二期主題歌「こだまことだま」劇場版主題歌「あおのらくがき」をアコースティックで演奏した。元気の良いバンドだが、アコースティックにするといつもより、寂しい感じだった。
総じて会場でのイベントと比較すると、反応が薄い分だけ盛り上がりに欠けた。ニコニコ生中継の方が良かった。
気になったのは、小岩井ことりと村川梨衣が（特に）前半全く視線を合わせなかったこと。後半にはやっと視線が合うようになってきたが、前半はシカトしているように見えた。
これは二人の仲が悪いというよりは、村川梨衣の精神的な弱さ、心の闇が垣間見えた感じだ。親友の佐倉綾音とだけ会話が成立しているようだった。
小岩井ことりはただでさえ背が一番高いのに、コロナ禍の最中に家に籠もって食べて太ってしまって、れんげの面影は全く無い。
声優と役柄は全くの別物と思っておいた方が良い。
お知らせがいくつかあった。まず待望の新メンバー追加だ。篠田あかね（田中あいみ）は、このみの後輩で高校一年生。しおり（久野美咲）は駐在所の娘でれんげより年下。作者のあっとさんもこれ以上の延長には、新メンバーが必要と考えたのだろう。
OP「つぎはぎだらけ」は再び nano.RIPEが担当し、ED「ただいま」はZAQが作り主演四人組（れんげ、蛍、夏海、小鞠）が歌唱を担当する。
来期の覇権は「のんのんびより のんすとっぷ」と「ゆるキャン△第二期」に対する今期から継続する「ひぐらしのなく頃に業」後半の争いになるだろう。
今から楽しみだ。