昭和30年代後半から40年代前半に、東京の子供たちがよく使っていた、言葉(死語)を集めた本。イマイチつっこみ不足で、期待の割にたいして面白くなかった。東京言葉が中心だった、ということもある。

 

泉麻人はTBS系「テレビ探偵団」のときから、それほど面白い人ではなかった。三宅裕司が苦労して、盛り上げていた。自分の体験をおもしろおかしく語る人じゃない。
しかし、この人は資料をたくさん持っている。いくつか紹介されていたが、面白そうだった。次はそれらを読んでみたい。

 

印象に残った死語は、
おたんこなす、ガンコオヤジ、グレン隊、現代っ子、傷痍軍人、少年合唱団、しょってる、すかしやがって、ちぇっ
といったあたりか。

 

シノーコーショーと紹介されている遊びは、関西では大高中小といった。
もしかしたら、差別にうるさい関西では、改称されたのかも知れない。

[amazonjs asin=”4385360987″ locale=”JP” title=”泉麻人のなつかしい言葉の辞典”]

なつかしい言葉の辞典 泉麻人 三省堂

投稿ナビゲーション