かしわ記念は比較的当てやすいマイルレースだ。地方競馬ながらコーナーがきつくなくて、格で決まることが多いからだ。
今年はフェブラリーS上位のノンコノユメ、ゴールドドリーム、インカンテーションに加え、ベストウォーリア、モーニン、オールブラッシュの中央勢の他、JDDホース地元船橋のヒガシウィルウィンなどが参戦した。
さらに今年からナイターレースとして施行されている。
人気はインカンテーションだが、GI未勝利馬だけに逆らいたい。3番人気ノンコノユメは近走追い込み専門だから、少し苦しいだろう。
レースは一応地方GIホースなのだが人気が中央馬で最も無かったオールブラッシュが果敢に逃げて、前半800が49.3秒と縦長の展開。
モーニン、ベストウォーリア、ヒガシウィルウィンが先行して、その後をインカンテーション、ゴールドドリームが付いていく。
インカンテーションが3角過ぎからまくり、4角でゴールドドリームが外に出して先頭を行くオールブラッシュをロックオン。
残り200で三頭が並ぶが、最も外にいたゴールドドリームの勢いが優っている。
最後は一馬身抜け出してゴールドドリームが優勝。勝ち時計は1分39秒2、上がりは37秒0。2着は逃げ粘ったオールブラッシュ、3着は競り負けたインカンテーション、怒涛の追い込みを見せたノンコノユメは4着だった。
配当では馬連が5800円とメンバーにしては荒れた。
オールブラッシュは川崎記念を勝って以来、馬体が絞れない割に斤量を背負わされていたが、馬体も十分絞れて距離短縮も手伝ってテン乗り田辺が復活させた。
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