アカデミー最優秀外国語映画賞を受賞作品。
納棺師の話である。
オーケストラのチェロ奏者である大悟はリストラされる。
父は家を出てしまい、長年喫茶店を営んでいた母も今は亡い。
妻と二人で故郷に戻り、職を探すが、彼が出会ったのは、納棺師の仕事だった。
事実としてここまで豪華に演出する納棺師があるとは思えない。
でも多少デフォルメしているが、東北ではやってるのだろう。
広末涼子はこういう映画では良い仕事をする。
可愛いし、いやらしいし、ほんとうに泣いているし、生身に感じる。実に集中している。
峰岸徹の最後の仕事が行き倒れになった父親の役だったとは皮肉である。
監督 滝田洋二郎
脚本 小山薫堂
撮影 浜田毅
音楽 久石譲
出演
本木雅弘 (小林大悟)
広末涼子 (小林美香)
余貴美子 (上村百合子)
杉本哲太
峰岸徹
山田辰夫
吉行和子 (山下ツヤ子)
笹野高史 (平田正吉)
山崎努 (佐々木生栄)
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