主役を演じたミシェル・シモンの演技は、映画史上に残るもの。
【監督】ジャン・ルノワール 
【出演】ミシェル・シモン,セヴェリーヌ・レルシンスカ,シャルル・グランバル,マルセル・エイニア 
本屋の主人が、川に身投げしたブーデュを救いあげた。
自由に生きる放浪者ブーデュにとって、主人のおせっかいは迷惑千万なだけだった。

見ていてシモンの芝居は、印象的だったが、同時に腹が立って仕方なかった。
いつも酔っぱらいで、だらしがない。
しかもブルジョアの生活をいつの間にか破壊してゆく。
しかし、この芝居はどこかで見たことがある。
NHK人形劇「プリンプリン物語」のシドロ・モドロの背の高い方だ!
ちょっと甘ったれで、歯がゆい感じがそうだ。
作者はフランス映画から取ったのだな。
巨匠ルノワールも変わった映画を撮ったモノだ。

素晴らしき放浪者 1932 仏

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