ビデオの5thエレメント(監督リュックベッソン)を観た。残念ながら、ドルビープロロジック再生なので、リアの音はかなり寂しい。

映画自体はどうと言うことのない、SFX映画。宇宙の敵を退治するために、四つの石と一人の女性を助ける話。四つの石の謎を解く鍵を見つけ、最後に彼女の心の鍵を開ければ、地球は救われるという、ありきたりの謎解き。もちろん、主人公の男女がキスすれば良いという話。

「ダイハード」のブルース・ウィルスが主人公だが、アクションシーンはどっかで見たことあるなあというのが多かった。地球を救う宇宙人女性は、ウクライナ人のミラ・ジョボビッチ。ベッソン監督の新作「ジャンヌ・ダルク」にも主演している、スーパーモデル、1m75cmとか。でも背高のっぽには、色気を感じないなあ。仇役はレオンに次ぐ、ベッソン監督作品出演となる、ゲイリー・オールドマン。でも彼の魅力を発揮する前に、簡単に退治されちゃった。さらに宇宙人がいっぱい出ている(笑)

リュックベッソンの子供の頃から暖めていた案をハリウッドが100億円出して買ったという話だが、騙されたねえ(笑)フラッシュゴードンとダイハードと足して水で割った程度の、B級SFコメディ。A級にしか興味のない人は、見なくてよろしい(笑)

音声はプロロジックなので、映画館のそれより落ちるから、云々できないが、映像はかなり明るく作ってあり、デジタルビデオっぽい。美術系で唯一、興味が持てたのは、JPゴルチェの衣装。23世紀の時代設定だが、JPのデザインは本当に300年後にも、キュラソー星人用に使えそうだ(笑)美術全般も金は掛けているようだが、そこまでする必要はあったのかいなあ?

フィフス・エレメント (The Fifth Element, 1997,USA)

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フィフス・エレメント (The Fifth Element, 1997,USA)” への1件のフィードバック

  1. 『フィフス・エレメント』 5つ目とは…

    『フィフス・エレメント』うぅむ、SFファンタジー好きなので、こういう感覚の映画、嫌いじゃないですが…。映像自体はキレイだし、ミラ・ジョヴォヴィッチのスタイルと、…

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