1931年発表のノン・シリーズ(ポワロや有名な探偵が登場しないシリーズの意味)。
タイトルは有名だが、今まで読んでなかった。
雪に閉ざされた山荘で降霊会が行われる。
お告げは、山荘の主人が死ぬという。
不安を覚えた友人は早速、主人のもとへ駆けつけるが、彼はすでに殺されていた。

犯人は予想通りだった。
しかし、トリックは???
警察は何を見ていたのか。
敏腕警部ナルコットは何をやっていたのか!
馬鹿馬鹿しくて、あきれてしまった。
これだから、アガサは止められない(笑)

この作品は二年前、ジェラルディン・マッキーワンの新ミス・マープル・シリーズでドラマ化されている。
そのうち日本でも放送されるだろう。
原作と比べて、内容をがらりと変えているようだ。
何しろ、配役表にWinston Churchillとある(笑)
どういう結末に描いているか、楽しみだ。
とくに、原作のヒロインであり探偵役でもある、婚約者エミリー(Zoe Telfordが演ずる)は、ミス・マープルが現れたので、役割が変化しているだろう。

シタフォードの秘密 アガサ・クリスティ

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