太平洋戦争での日本との潜水艦戦を描いた1959年ジェームズ・ガーナー主演映画「Up Periscope」(邦題「潜望鏡を上げろ」)に題名を引っ掛けたパロディ映画「Down Periscope」。日本では差し障りがあったのかDVDとして発売されたときヴィレッジ・ピープルの大ヒット曲(この映画のEDに採用)に因んで「イン・ザ・ネイビー」という題名に付け替わった。

 

ドッジ少佐は有資格者ながら型破りな性格のために艦長昇進を逃していた。ある日、大西洋艦隊本部から潜水艦長の辞令が届く。ところが指揮する潜水艦を見てみると第二次世界大戦に就航したディーゼル船スティングレーだった。ロシアが廃船同然のディーゼル潜水艦を第三勢力に多数譲渡しているため、演習用として利用することになった。しかも乗員ははみ出しものと米国初の女性潜水艦士官だ。それでもドッジは旧式潜水艦を操って、第一線の原子力潜水艦を相手に縦横無尽の活躍をする。

 

最近は「艦これ」や「ハイスクール・フリート」のような駆逐艦が主役のアニメばかり見ていたから潜水艦視点の映画は久しぶりである。「蒼い鋼のアルペジオ」は潜水艦アニメだがあまりにもSFで現実味はない。その点、このスティングレー号は古き良き時代を再現していて、しかもそれが現代の原子力潜水艦の裏をかくのは気持ちよい。

ちなみにスティングレイってのは1962年ジェリー・アンダーソンの特撮人形劇「海底大戦争スティングレイ」に登場する原潜と同じ名前だ。

監督  デヴィッド・S・ウォード
製作  ロバート・ローレンス
脚本  ヒュー・ウィルソン、アンドリュー・カーツマン、エリオット・ウォード
撮影  ヴィクター・ハマー
音楽  ランディ・エデルマン
キャスト
ケルシー・グラマー(ドッジ艦長)
ローレン・ホリー(エミリー)
ロブ・シュナイダー(マーティ)
ハリー・ディーン・スタントン(ハワード)
ブルース・ダーン(グラハム提督)
ウィリアム・H・メイシー(ノックス)
リップ・トーン(ウィンズロー提督)

 

イン・ザ・ネイビー 1996 20世紀フォックス

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