またまた新しいスピーカーを仕入れてしまった。

アメリカ・インディアナポリスにあるクリプシュ社の小型2ウェイスピーカーRB-41-IIだ。
一個が5キロしかない。
合わせるアンプがないため、ひとまずユニゾン・リサーチ社のシンプリー・イタリーをつないでいる。
ユニゾン・リサーチも甘いだけのアンプではないから、悪くないと思う。

エイジングを全くしていないのに、ディープ・パープルのアルバム「メイド・イン・ジャパン」が気持ちよく鳴る。
ギター、エレキベース、バスドラはどれも良い感じ。
ツイーターがホーン型なので、前方に向かって鳴るタイプだ。
しかし小型2ウェイだから重低音は出ていない。
チタン製ツイーターなのにシンバルもあまり金属っぽくない。
マイルス・デイビスの「カインド・オブ・ブルー」を聞いてみた。
ブラスとピアノは価格なりに良い感じだ。
しかしポール・チェンバースのウッドベースが少し緩い。
前評判通り、ロック向きあるいはホームシアター向きだ。
AVとして使う場合は、防磁仕様ではないので、フロントスピーカーよりサラウンドスピーカーとして使いたい。

JBLの3ウェイ・スピーカー4312と比べると切れ味はやや甘いが、RB-41-IIはサイズの割に音の深みを感じる。
これがブックシェルフ型のRBシリーズでは最小だ。
ロックがメインジャンルでない人のセカンド・スピーカーとしてお奨め。
ロックがメインの人には、サイズの大きいブックシェルフRB-51, 61, 71, 81やフロア型のRFシリーズが合うだろう。
それなら重低音もドスドス鳴るはずだ。

Klipsch RB-41-II

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