例年どおりテレビアニメあるいは配信アニメの年間チャンピオンを決定する時期がやって来た。

2018年は一年間を通して日本アニメが復活した年だった。どの季節においても後々まで語り継がれるような名作があった。
一方で中国の追い上げは激しく、中国の制作会社が自国の作品を優先するために、安価な日本の下請けをやらず、日本アニメが作画崩壊に至った例も見られた。

まず各期ごとに(個人的)代表作を見ていこう。

2018年冬期
第1位 三ッ星カラーズ
第2位 ゆるキャン△
第3位 宇宙より遠い場所

 

2018年春期
第1位 ウマ娘プリティーダービー
第2位 シュタインズゲート ・ゼロ (前期)
第3位 ヒナまつり

 

2018年夏期
第1位 ハイスコアガール
第2位 あそびあそばせ
第3位 シュタインズゲート ・ゼロ (後期)

 

2018年秋期
第1位 SSSS.GRIDMAN
第2位 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
第3位 うちのメイドがうざすぎる!

 

さらに今年は年間を通じて月一放送のアニメ「衛宮さんちの今日のごはん」も好評を博したので対象に加える。

 


 

 

この中から「厳正なる」審査の結果、2018年アニメベスト5を決定した。とは言え、絞りきれずベスト6になってしまった。

 

佳作(第5位)は二つ。

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(Cloverworks)

SSSS.GRIDMAN (Trigger)

秋期アニメだが、どちらも捨てがたい。「青ブタ」は「時をかける少女」以来の伝統的な青春SFファンタジーに則っているが、エピソードごとに切り口を変えてきた点が面白かった。今年は劇場版が上映される。
一方、円谷プロとコラボしたGRIDMANでは、あまり目立たなかった特撮もの「電光超人グリッドマン」に光を当てた。TRIGGERの作画力にも目を見張る。アカネ役上田麗奈の演技が記憶に残る。

 

特別賞(第4位)  衛宮さんちの今日のごはん(ufotable)

「Fate/Stay Night」 のキャラクターを使って飯テロアニメ。特殊な月一放送だったが、特別枠で受賞となった。サーバント同士のほんわかした雰囲気がたまらなく愛しい。

 

続いて昨年のトップ3。

 

第3位 宇宙より遠い場所(マッドハウス)

女子高生が民間観測隊と苦楽をともにしながら南極探検を目指す話。必ず号泣できるアニメだ。冬期は第三位だったが、各方面の評価がかなり高く、理系アニメということで入賞させた。

 

 

第2位 ハイスコアガール(JC STAFF)

数年をかけて、ゲーム機メーカーの理解を得て、連載再開及びアニメ放送に持ってきた。ゲーセンを通して見る90年代若者の青春を描く。
願わくば2019年3月に配信される予定の第14話以降が年末配信だったら優勝していたであろう。

 

第1位 ウマ娘プリティーダービー 本編 +OVA 「BNW編」(PA WORKS)

競馬ファンには長く語り継がれるアニメだ。競走馬の擬人化というありふれたアイデアだったが、サイレンススズカの復活という奇跡を描いてくれた。さらに年末のBNW編全3話でも93年クラシックを分けあった3頭を主人公にして「もしも」を見せてくれた。このように競馬場には数多くのドラマと「もしも」が詰まっている。アニメを見て興味が出来たら、ぜひ競馬場に足を運んで欲しい。

 

年間最優秀音楽賞

衛宮さんちの今日のごはんオープニングテーマエプロンボーイ
作詞・作曲・編曲・歌 – DJみそしるとMCごはん

 

 

一年間聞いてきたが、全く飽きなかった。

 

年間最優秀アニメキャラクター

「ウマ娘プリティーダービー」のコメディリリーフだったゴールドシップ

一年間を通して、番組そしてまだ見ぬソーシャルゲームの宣伝担当として週2本の動画連載を続けた功績。

 

 

年間優秀新人賞

宮本 侑芽 

日テレ「GJ部」から活躍していたが、「SSSS.GRIDMAN」の六花役で人気となった。今後の成長が期待される。

 

 

河瀬茉希

ひそねとまそたん」、「ゾンビランドサガ」で歌う声優の座を掴んだ。かなり期待している。

 

 

 

 

 

 

 

2018年間ベストアニメは「ウマ娘プリティーダービー」か「ハイスコアガール」か??

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