アメリカじゃ高校の教科書にも載っている英文学の古典「華麗なるギャツビー」がまたまた映画化された。
今回ギャツビー役はディカプリオ、語り手のニック役はトビー・マグワイヤ、そしてヒロイン・デイジー役はオスカーに近づいた英国女優キャリー・マリガン。
でも見る気がしない。
ディカプリオやトビーって子役のイメージが強くて「ちびっ子ギャング」のような感じがするのだ。
ロバート・レッドフォード主演の「華麗なるギャツビー」(1974年)で、誰がデイジーを演じたのか、ど忘れしてしまった。
DVDを取り出して見てみると、ミア・ファローだった。
ギャツビーが身代わりに犠牲になるほどの美形とは思えないのだけど、たで食う虫も好き好きかな。

1974年映画として原作に加えているのは、ギャツビーの死後ニックがジョーダンに別れを告げているラストシーンで、トム・デイジー夫妻を登場させる。
そこでデイジーはニックを新居に誘っているが、その眼が何かを懇願するようだった。

華麗なるギャツビー 1974 Paramount

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