第三戦。
日本シリーズ、勝負の分かれ目は第何戦?
杉内は10年前の日本シリーズで星野阪神から二勝を挙げ、シリーズMVPに輝いたという因縁がある。
星野監督は杉内を打ち崩さずして勝利無しと考えていただろう。
原監督はあえて杉内をマー君とぶつけず、第3戦と第7戦にローテーションを組み込んだ。
これがかえって勝負師・星野監督の杉内対策にはまったのではないか?
第3戦では立ち上がりからまさかの左打線に捕まり、2回を持たずノックアウト。
ここでシリーズの流れは決定したと思う。
原監督は、杉内が傷つかないうちに引っ込めて温存したと言うよりも、シリーズでもう通用しない烙印を押した感じがした。
そして再び登板した第7戦、不運なエラーもあったけれど、やはり二回保たずに降板。

短期決戦の最終戦だからしょうがないんだけれど、杉内をあえて二戦目、菅野を三戦目に配していれば結果は変わったかも知れない。

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(2013/10/11)
山村 宏樹

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