馬場状態をどう読むか、今日も困った。稍重だったが額面通りに受け取って良いのか?

パドックでは、キセキが調子よさそうだが、時計が合うかどうか?同じことはサトノダイヤモンドにも言える。この馬は本質的に長距離馬だ。
ワーザー(香港馬)は異常なほど馬体重を減らしているが、見た目は悪くない。香港マジックだな。

狙いとしては、良馬場に回復していると見て、前走鳴尾記念で内を突いてレコード勝ちのストロングタイタンから行く。デムーロとルメールは馬主の顔を立てての騎乗だから、勝ち負けには来ないと思う。

サトノダイヤモンド3着固定でステファノス、ミッキーロケット、ストロングタイタン、ダンビュライト、サトノクラウン、キセキが相手のワイド。目黒記念組は微妙だと思う。人気勢に不安があるので、お遊び程度。

 

 

レースはサイモンラムセスがすんなり行くところをタツゴウゴキが競るが、1コーナーでサイモンがハナを奪う。従って前半59秒4と早いペースで回る。
朝からよく伸びていた内内を回ったミッキーロケットが早め抜け出して、ゴール前で後方から追い込んだワーザーとの接戦を制し見事GI初制覇。和田竜二騎手は嬉しいテイエムオペラオー以来の芝GI制覇となった。

ストロングタイタンは格の違いか距離か馬場状態か知らないが、惨敗。

3着に目黒記念で前残りで2着に粘っていたノーブルマーズが入線。あとはヴィブロス、ダンビュライトが続く。

サトノダイヤモンドは一旦後ろに控えてから、外をぶん回して、一旦先頭に並びかけるもそこで留まってしまい6着。

 

 

終わってみれば稍重でのレコードタイムだ。内有利の良馬場と考えてよかったのだが、ミッキーロケットは前走天皇賞という格の違いが物を言った。4歳勢も2000mを越えると、スワーブリチャード以外はまだ力が足りないようだ。

宝塚記念 2018 ミッキーロケット 和田竜二17年ぶりの芝GI勝利

投稿ナビゲーション