面白かったが、もっともっと面白くなるネタではないか?

小包爆弾による殺人事件が起きる。殺害されたのはアマンダ・バベッジ。アマンダはこの2年、莫大な遺産相続をめぐって兄ブライアン、弟リッキーと法廷で争っていた。兄ブライアンは自動車事故で、この4ヶ月間、昏睡状態にあるため、弟リッキーに嫌疑が向けられる。
この事件はATF連邦捜査官の担当となり、地元警察の意地を見せたいリーランドモンクに依頼する。モンクは、小包の焼け残りから転送郵便物であることに気付いた。アマンダは2ヶ月前に引っ越しており、弟リッキーは姉の転居を知っていた。モンクは、引越しを知らない兄ブライアンが犯人だと言い切る。

 

出演
モンク トニー・シャルーブ
シャローナ ビッティ・シュラム
リーランド テッド・レビン

ゲスト
アマンダ ベス・スキップ
マリア ミッシェル・クルジク

 

犯行時点で容疑者は意識不明だった。このアリバイを崩すのだから、わくわくするような作品だ。
しかし脚本的に気に入らない点がある。モンクが兄を容疑者に指名するのが、あまりに早すぎるのである。しばらくは弟を疑ってみるがアリバイをなかなか崩せない。ふと訪問した兄の家で実験用のケチャップを見つけると言う流れの方が、良かったのではないか。

名探偵モンク「容疑者は夢の中」2003

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